2014-01-01から1年間の記事一覧

今年はいろんな人たちと出会えて、最良の1年となった。 感謝、感謝。 映画、哲学、文学、哲学、燻っていたものが、一挙に解放された。 他者との関わりによって、人は初めて「生きる」ことができる。 来年もさらなる飛躍をしていきます。 私に関わってくれた…

デジタルのたゆたう花を見て、海岸の夕日を見てたら、 そこに同じものがある気がした。

神様に音の響きを、大地の震動を、空気の攪乱をして、よろこんで騒いでもらう。 光が透明度を増して、風が冷たく、今日から冬になった、 友だちがたくさんできた。

あわててジャンパーを着込む朝。 空は信じがたいほど私の心と分かちがたく澄んでいた。 わたしはどうやら自然と渾然一体となったときに、 しあわせを感じるようだ。

紺碧の青空に見惚れて歩いていると、クリームソーダ色したアパートに出くわした。

今日は終戦記念日だ

今日は終戦記念日。 ここ大分ではあまり知られてないが、 最後の特攻隊が飛び立った地でもある。 しかも飛び立った玉音放送の後とあって、 私兵扱いになっている。 これもあまり知られていないが、 大分の作家松下竜一の著作には、 『私兵特攻 宇垣纏長官と…

責任感をもって仕事をするというのは、もちろん大事だが、 責任感だけな人の仕事は最悪だろう。 昔、友人に彼女から男の責任云々ということを言われたらしいが、 友人は責任感で恋愛するのかよと、と嘆いたのを思い出す。 恋愛も仕事も責任感だけじゃあない…

エアコン騒動勃発 つとめている会社ではエコ推進ということで、クーラーをなかなかつけない。 窓を全開にしていれば、風の通りも良いのであるが、 その我慢にも限度がある。 そしてその我慢の水準は人それぞれだ。 暑さに強い人もいるだろうし、苦手な人もい…

見つめられている。音楽室のベートーベンにも、実家の爺ちゃんの遺影にも。不思議とどの角度に立っても、そんな気がする。瞳を交わす。映画ではそれだけで恋の始まりの表象になる。それならば、、

最近、のらねこミーの食欲がすごい。 猫の時間。毛繕い。寝る。飛ぶ。鳴く。吠えない。笑わない。寝る。私は夢見られているか。 最近はとくに「価値観」が剥落してきている。 善とか悪とか。 だからといって何でもアリっていうわけではないけど。 価値観に縛…

クリシュナムルティの日記を読んでいる。 目的や方向をもったものは永らえることがなく、 有害なものになり、 取引きのように賤しいものになる。 ここのところをマーカーしているおれ。 昨日、アクト・オブ・キリングという映画を見てそう思ったのだった。 …

あつまって、いろんな人と酒を飲んで語り合った。 こういうとき、ひとそれぞれに距離の取り方があるね。間合いっていうの? 警戒する本能っていうのも働くよ。みんな初見に近いからさ。 でも衝撃を受けたのは、これちょっと飲んでいい?と自分のグラス・ビー…

本降りの雨。 雨音が心地よい。 屋根のあるところに住んでいるから、 台風さえもわくわくする。 ホームレスの人たちに真冬の夜半、毛布を配る活動をしている大阪の川口さん。 その大阪の誰もいない夜景を背景にした写真が素晴らしかった。 川口さんがたくさ…

花見で酒をのみすぎたせいか、 夜半にサイケデリックな悪夢を見る。 自分の車が制御できずつぎつぎと人を撥ねてバラバラにした。 タランティーノの「デス・プルーフ」の影響か。 悪夢というのは一瞬で悪夢だとわかるものだ。 その世界観、どぎつい極彩色、空…

静かな日曜日。 わたしの場合静かであることはすべてに優先する。 鳥はいくら啼いても、この静けさを乱すことはない。 津波の映像を延々と見ていた。 津波自体に善悪はない。 過去も未来もない。 年齢を経てよかったと思うのは、 人生の「つづき」を見られた…

泥沼にもいろいろある。 先日降った雨で現場の重機が泥沼にはまり込み、 その脱出に一日朝から昼もとらず、夕方まで、 最後は救世主のようにたまたまユニックが到着して、 引き上げてくれた。 ※写真とは関係がない。 一日中、泥沼を見ているといろんなものが…

もう何年も言葉を失っていた。 このブログにずっと小説家たちの文章を執拗に書きつけてきたのは、 たぶん失われた言葉を取り戻そうとしていたのだろう。 それは映画から何年も遠ざかっていたということとも関係があった。 魂まで根こそぎ奪われるような体験…

作家小野正嗣氏の小説に出てくる「浦」という場所。 昨日たまたま仕事で通りかかったので写真に撮った。 男はこの僻地でボルヘスの迷宮を夢見ていたのだろうか。 ここでも映画で撮りたい場所を発見した。 今日陽光のおかげで、一日窓を開けてすごせた。 部屋…

大分。 深夜二時過ぎの地震。 震度5近く。人生初。 就寝中ゆえインパクトも大きかった。 エクソシストみたいにベッドの上で体がバウンドしていた。 この瞬間をカメラにおさめたかった。 揺れている最中に思ったのが、 2階建ての木造アパートの1階に住んで…

大分朝読書コミュニティという本好きの人が集まって、 自分のお気に入りの本を紹介するという会に参加した。 その各自が持ってきた本はそれぞれかぶることもなく多種多彩で、 その本こそがその人そのものを表しているかに思えた。 NHKFMでCHARAのミューズノ…

ニュースで知人と同名の人が車にはねられて重体と出たものだから、 慌てて確認したところ別人であって安心したものの、 でもだれかが重体になっているわけだから、そこはやっぱり悲しいことかもしれないのに、 悲しい気持ちにはなれない。 ブログだけのお知…

元ストリップ劇場で自主映画の上映会。 別府の永久劇場。別府の夜の町を歩くときだけ、ひしひしと孤独を感じる。 なにもかも置き去り。 今日はねこの日らしいが、ミーちゃんは現れなかった。。

濃霧の日に自主制作映画集団をつくろうと決めたから、 集団名を「Norms」(ノームス)にした。 規範という意味もあるようだ。 集団と言っても、いまはまだ2,3人。 「一台の車と一組の男女がいれば映画が撮れる」ゴダール 一緒に映画を作りたい人を集めます。…

2014年謹賀新年

庭から聞き慣れない鳴き声がしたと思ったら、 腹部がレンガ色をしたジョウビタキがいた。 昨年、平出隆の『鳥を探しに』(昨年読んだ本のベスト1)を読んで以来、 鳥に魅せられ、日本野鳥の会にさえ入会し、図鑑さえ買い、 庭に訪れる鳥たちを観察するよう…