花見で酒をのみすぎたせいか、
夜半にサイケデリックな悪夢を見る。
自分の車が制御できずつぎつぎと人を撥ねてバラバラにした。
タランティーノの「デス・プルーフ」の影響か。
悪夢というのは一瞬で悪夢だとわかるものだ。
その世界観、どぎつい極彩色、空気、ふれるだけでおそろしいもの、
起きた瞬間に夢でよかったとおもえるもの。



会社の二次会にはいつも行かない。
つきあいの悪い薄情なやつと思われているだろう。
キャバクラとかそういう店に行ってお金を使って楽しむことができないという
こともあるが、たいていはお酒や食べ物を大量摂取した後は、
お腹がゆるくなり、はやく家に帰りたい。



蟹江敬三さんが亡くなっていた。
わたしは数本しか彼の出演した映画を見ていないが、
どれも忘れることができない人間の匂いを強烈に放っていた。
十九歳の地図をもう一度見よう。

http://www.geocities.jp/zahyoziku/eizou/19/19.htm


わたしも十九の頃、浪人で1年間新聞奨学生をやっていた。
その体験はいまでもたまに夢に出てくる。悪夢としても、よき夢としても、