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最近、のらねこミーの食欲がすごい。
猫の時間。毛繕い。寝る。飛ぶ。鳴く。吠えない。笑わない。寝る。私は夢見られているか。
最近はとくに「価値観」が剥落してきている。
善とか悪とか。
だからといって何でもアリっていうわけではないけど。
価値観に縛られなくなった。
気候がいいね。
会社からは神社の杜が高い位置に見えるのだけど、
快晴の日なんか遠くからでも葉っぱの一枚一枚が風に翻っているさまが見えて、ほんとに驚愕するよ。
矛盾するようだが、無というのは充実しきっているんだ。むなしさといったものはないんだ。
錬金術と夢と置き換えてもいいかもしれない。
錬金術における救済表象…章のタイトルだけでしびれる。
僕は昔はユングはいかがわしい感じがしてフロイトイッペントウだったんだけど、最近はユングイッペントウ。
なんで物語は起承転結なのか序破急なのか考える。シナリオを書き進めるとこの問題にぶちあたる。
たしかにこのながれは「自然」なのだ。
ツイン・ピークスの映画版を初めて見た。
のちにつながるリンチの「やりたいこと」の祖型がすべてつまっていた。
群像新人賞の横山悠太『吾輩ハ猫ニナル』が素晴らしかった。
面白い。
ああ批評ってこういうことなんだってわかった。
彼が次にどんな小説を書くのか楽しみだ。