本降りの雨。
雨音が心地よい。
屋根のあるところに住んでいるから、
台風さえもわくわくする。
ホームレスの人たちに真冬の夜半、毛布を配る活動をしている大阪の川口さん。
その大阪の誰もいない夜景を背景にした写真が素晴らしかった。
川口さんがたくさん抱きかかえるベージュの毛布。
今のアパートの上階には1年くらい誰も入居者がいなくて静かだ。
ただ子どもの走る足音など嫌いじゃなかった。
壁が薄くていろいろ聞こえ、少しだけ孤独を思った。
孤独は夜一人で眠るときよりも、
朝一人で起きるときの方が感じる。
同じ形のアパートが隣にある。
うちはA棟。隣はB棟。
B棟はよくもまあこれだけ多彩に一癖ある人を集めたものだなと感心するくらい、
手強そうな人が住んでいて、隣人トラブルも多い。気が荒れている。
わたしの住んでいるA棟はみな大人しく、穏やかな住人たちでB棟とは面白いほど対照的。
似た人たちを引き寄せるのだろうか。
隣のおじさんは週末にはいつも
大きな白いブリーフを物干し竿に何着も
風にたなびかせているのだからA棟は今日も平和。
鏡。
今日は髪を切る。
運動がてら走って床屋まで行こうか。



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