2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

12:59pm

君の古着のスカートをたくし上げたら

まるで 地球儀を回すように 奇跡さえ手順通り

read my lips

2:36pm

3:14pm

11:12am

5:52pm

強烈な音楽がかかり 生の意味を知るような時 誘惑は香水のように 摩天楼の雪を融かす力のように強く 「ある光」小沢健二

1:22pm

1:03pm

7:24am

命と命を繋げるときに私たちが感じる暖かさ 村上春樹

3:59pm

そしてこのCDを買った中で最も忙しい人でも、どうか13分半だけ時間をつくってくれて、歌詞カードを見ながら“天使たちのシーン”を聴いてくれますように。小沢健二

7:35pm

なぜ、わたし以外の誰もこの門を尋ねてこなかったのでしょうか? 『掟の門』カフカ

2:31pm

白い田舎道。 揺れる二人乗りの自転車。農道。地面の窪み。頭に響いて。雲が。 『虚人たち』

12:53pm

1:01pm

1:38pm

鳩がなく真昼の屋根が重たい 尾崎放哉

6:59pm

6:17pm

夕日は記憶の中でさらに燃え上がって輝いているのでした。 いつか見たかもしれないような夕日を、はじめて見るがごとく、あらためて魅入って、永遠と呼んでしまいたくなるような質感に溺れるのでした。

真昼の燃え上がる太陽の歓喜に戦きつつも、夜のやさしさに、身を潜めることのできる夜に涙する。 夜が唯一の味方だと思った事も一度や二度ではない。

小鳥どもは二つの開いた戸口から、外へ次々出た。そのまま雑木林へ翔ぶものも、隣の家の屋根にとまるものもある。 中上健次

5:20pm

父は、過去のことは、ほとんどはなさなかった。過去はすてたといったふうでもなく、ただ、たんに興味がなかったのだろう。右翼にステッキで目をつかれ、それが、じつはずっと尾をひいて、晩年の父は目が不自由だったのだが、そんな事件はあたまのなかになか…