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エアコン騒動勃発
つとめている会社ではエコ推進ということで、クーラーをなかなかつけない。
窓を全開にしていれば、風の通りも良いのであるが、
その我慢にも限度がある。
そしてその我慢の水準は人それぞれだ。
暑さに強い人もいるだろうし、苦手な人もいるだろう。
一応は室内温度が28度以上になればつけてもいいということになっているが、
つければ社長が文句を言う。
軍隊のような精神論を説く。
そういうダブルスタンダードが不信感をまねいている。
結局自分が管理統括したいのに、
民主的なフリをして自主性を説きつつ、
したいようにはさせないという愚。
仕事の効率は最悪で、みな頭がぼおっとしている。
でも一方で、車のエアコンは良くて、だからみんな外へ出たがる。
原理原則を説きつつ、一方で社長の主観が混じっている出鱈目さが、
みなの不満を爆発させる。
わたしは、夏場に冬のように室内を冷やしている施設に怒りを覚えるが、
エコのために我慢をするという信念の押しつけには反対だ。
不快に感じ、業務に支障が出そうならば、
さっさとつければいい。
内容が何であれ「とらわれ」てはいけない。
信念こそが人を苦しめている。
適度でいることにはセンスや柔らかさがいる。