2013-05-27 ■ 神域一帯が野鳥の森とされていた。しかし、一羽の野鳥も目の前を過ぎないことに、私はいっこうに不審を抱かず、むしろいっそう、そこが野鳥の森であることを感じていた。 『鳥を探しに』平出隆