あなたは依然として証言というものを認識や主題化の上に成り立つものだと考えているのですね。私が語ろうとした証言の概念はたしかに開示のひとつの形式ではありますけれど、この開示は私たちに何一つ示さないのです。哲学的な語法はつねにこの主題化というところに帰着してしまうのですね…レヴィナス