さて、私の制作は相変わらず続いています。日夜、仕事の連続です。…友人たちはいつも悲しい時代に生きていることをこぼしています。確かに今はいかに暗い時代かということは認めますが、私は希望を持たなければならないし、やめるわけにはゆきません。死ぬまで私は絶望しないでしょう。荒川修作 一九六五