2012-02-29 ■ 朝が、なにかのはじめみたいに感じたことはない。いや、朝でもなんでも、おれの頭のなかで名前がついているものは、はじめという言葉とは、カンケイないみたいな気がする。『自動巻時計の一日』田中小実昌