2017-04-30 ペドロ・パラモ 山をいくつも越えて、だんだんと下りの道になった。熱い風の吹く高いところから下って、暑さそのものの無風地帯におれたちは少しずつ沈んで行った。あらゆるものが何かを待っているようだった。